【実践報告】【2016年7月24日】スポーツ選手にきいてみよう!
開催日:2016年7月24日 日曜日
時間:9:00~12:00
場所:浦安市国際センター
参加費:無料
参加者:7名
講師:飛込競技選手の久永将太さんと、陸上コーチの東中友哉さん
この春順天堂の大学院を修了した将来有望なお二人です。まずは久永さんのお話です。
小さいころから体操競技のトップ選手として活躍し、強豪順天堂大学の主力選手として内村航平選手たちと戦ってきました。度重なる怪我に苦しみながらも2012年コナミを破り、体操で日本一になりました。
「体操に未練はないけど、オリンピックには未練がある」ときっぱり体操をやめて、飛込競技に転向しました。
転向から3年、久永さんは飛込競技でも抜群の運動神経を発揮して、大活躍中。
先月は念願の日本一に輝きました。東京五輪では、久永さんの活躍が期待できそうです。
講義では、オリンピックの歴史や、日本の得意種目体操競技の強さのヒミツ、体操ウラ話など、どれも興味深いお話でした。
実技は、半回転と1回転のジャンプ、3点倒立、前転などを行い、久永さんが特別に美しいバク宙を披露してくださいました。
続いて東中さんです。
京都出身で、高校時代は走高跳トップ選手として活躍しました。大きな期待を受け千葉の順天堂大学に入学したものの怪我に悩まされ、現在はマネジメント側として東京オリンピックを目指しています。
昨年2015年世界陸上北京大会の事前キャンプ地としてアメリカチームを受け入れ、選手とコーチのマネジメントを行いました。
自らもアメリカのオリンピックセンターに訪問し、世界トップの陸上施設を体験されてきました。
講義では、世界記録を持つ陸上の跳躍選手の動画や、オリンピックの花形競技である陸上の起源などをお話ししてくださいました。
実技では、壁に貼った目印に向かってジャンプをしました。
東中さんは、何度も新聞に登場したこともあり、今回は毎日こども新聞に掲載された時の記事を利用して垂直跳びを行いました。
どちらのお話も、普段なかなか聞くことが出来ない事がたくさんありました。
質問タイムでは色々な質問が出ました。
(一部をご紹介します)
問 「久永さんの原動力は何ですか?」
答 「両親への感謝です。怪我でたくさん心配も時間もお金もかけてしまったので、活躍している姿を見せたいです。」
問 「東中さんの目指すものは何でしたか?」
答 「同じく陸上選手の兄です。いつも目標で後を追いかけていました。」
すごい選手も、実は普通の私たち同様、家族の存在が大きいことがわかりました。
これには同伴くださった保護者さんたちも感激。
すべて終わった後には、お二人と一緒に写真を撮りました。
中にはサインをお願いする人もいらっしゃいました。
このお話を思い出しながらオリンピックを見れば、もっともっとオリンピックが面白くなりますね。
がんばれニッポン!
今後も、浦安市国際センターでは夏休みこども向け企画を随時開催していきます。
詳細はホームページをご確認ください。
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