【実践報告】【2017年2月18日(土)】エンジョイ・ウイークエンド ウクライナ伝統楽器 バンドゥーラ・コンサート
2月18日(土)に、ウクライナ伝統楽器「バンドゥーラ・コンサート」を実施しました。
演奏者は、ウクライナ出身のカテリーナさんでした。50名以上の方にご参加頂き、盛会となりました。
【日時】平成29年2月18日(土) 午後2時~午後4時
【場所】浦安市国際センター
【テーマ】ウクライナ伝統楽器バンドゥーラの世界
【講師】カテリーナ氏
【内容】
バンドゥーラの起源は12世紀頃にさかのぼります。その後15-16世紀にはポーランドの王に、また、18-19世紀はロシアの宮廷に仕える専属の奏者によって演奏されました。元々は目の見えない人によって演奏されていました。もしかすると、日本の琵琶法師とウクライナのバンドゥリスト(バンドゥーラの演奏者)は、共に音楽的背景が似ているかもしれません。ノスタルジックな響きを持つバンドゥーラは、演奏する楽曲によって様々な世界を作り出すことができる楽器です。
カテリーナさんは幼少期より故郷の民族楽器であるバンドゥーラに触れ、民族音楽団「チェルボナカリーナ」で公演活動を始めました。10歳で初来日しています。現在は日本で活動する数少ないバンドゥリストの一人として、またウクライナ民謡、ロシア民話、日本歌曲、クラシック、ポップのヴォーカリストとして、国内ツアーやライブハウスでのパフォーマンスなど精力的な活動を行っています。テレビ朝日、読売新聞でもその活動をとりあげられたほか、NHK地球ラジオなどの番組にも多数出演されています。
当日は、カテリーナ氏によるウクライナ紹介の後、演奏が行われました。演奏は前半がウクライナの曲、後半が日本の曲を中心に構成されていました。どの曲も郷愁を感じさせるメロディーで、会場はうっとりとカテリーナ氏の歌声に聞き惚れていました。カテリーナさんの使っているバンドゥーラは63弦あるそうで、重さは8キロ、ケースに入れると10キロ以上になるものを持ち歩くそうです。演奏方法の説明もしてくださいました。
途中の休憩時間に、お茶とお菓子の提供をしましたが、お菓子はカテリーナ氏のお母様手作りのウクライナのパンでした。日本ではなかなか味わえないお菓子に、お集まりいただいた方は大喜びでした。また前半の終わりには、現在日本に滞在しているお母様も参加して下さり、カテリーナさんとお母様がアカペラで歌うというとても素敵な演出もありました。
【参加者の感想より】
・遠い国の美しいメロディーが聴けて良かった。
・声も綺麗で、日本語の発音も堪能であり、又聴きたい。
・澄み切った素晴らしい歌に心が洗われた気分です。
・歌の内容をもう少し説明して欲しかった。
・美しい声と演奏に魅了され、とても良い時間を過ごせました。
・期待以上の歌唱、演奏だった。
・とても心洗われる素晴らしい歌をありがとうございました。・はじめにウクライナの映像紹介があったので大変良かったと思います。
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