【実施報告】【2019年7月20日(土)】子どものための多文化理解講座「難破船ゲームに挑戦!」
【実施報告】子どものための多文化理解講座「難破船ゲームに挑戦!」
7月20日(土)14時~16時で、子どものための多文化共生講座「難破船ゲームに挑戦!」を開催しました。
講師は東京外国語大学 国際理解教育ボランティアサークル 「くらふと」のみなさんです。
浦安市内の小学生26名が参加してくれました。
受付をしたら、自分のグループの名札をもらい、グループ分けしてある場所で待ちました。
初めに、「くらふと」の皆さんから、グループ同士仲良くし、仲間同士助け合うためにアイスブレーキングとして「自己紹介ゲーム」をしました。
次に、今回挑戦する「難破船ゲーム」の説明をしてもらいました。
内容:みんなで決めた目的地(アメリカ)に船で行く途中、嵐に遭遇してしまいました。乗っていた船が難破し、知らない島に漂着しました。さて、日本に帰るために、必要な道具をそろえなければいけません。言葉が通じない島の人からどうすれば道具(地図・コンパス・帆)をもらうことができるのか、仲間同士で話し合い、言葉以外の方法でどのように相手に伝えることができるのか?に挑戦するゲームです。
参加者26名で、ひとつのグループは3~4名 いるか、さめ、らっこ、あしか、くじら、ペンギン、しろくま、くまのみの8グループに分かれて実施しました。
参加者の内訳は 小学1年生 4名、小学2年生 13名、小学3年生 2名、
小学4年生 3名、小学5年生 2名、小学6年生 2名の合計計26名でした。
電気が消え、音楽が流れ来て、止まり、明るくなったら、目の前には島民がいました。
前半4グループ・後半4グループと二つに分け、島の人に道具をもらうために交渉するゲームが始まりました。
*第1回目、ドキドキしながら、仲間同士が一緒に話かけにいきましたが・・ 積極的な子どもたち、慎重な子どもたち、なかなか言葉がでず、じっと黙り込んでいるグループなどなど。
第1回目の訪問で島民から辞書をもらったので、これをヒントに交渉すればよいのでは?と「くらふと」の人たちからアドバイスをもらったグループもありました。
*第2回目 他のグループからの情報を集めたり、見ていたり、作戦会議を開いたりと様々な方法で挑戦しました。そして、全グループ無事に必要な道具を手に入れることができ、満足気でした。
手に入れた辞書を使い、島の人たちと一生懸命コミュニケーションを取ろうとし、言葉が伝わった時の子ども達の喜びの顔がとても印象的でした。
最後は、みんなで感想を発表しました。
・みんなで力を合わせたから成功出来て楽しかった!
・言葉を考えて楽しかった!!
・身振りとかでやって楽しかった!!
・言葉がわからなかったときドキドキした(それが楽しかった)
など、子どもたちから様々な意見がでました。
最後に、くらふとのみなさんからメッセージがありました。
「今日、みんながやったように言葉が通じない国の人でも、言葉以外でコミュニケーションがとれます。身振り、手ぶりで分かり合えるし、友達にだってなれるし、困っていたら助けてあげることもできます。今日の体験を思い出して、たくさんの国のひとたちと交流して下さい!」
暑い中、ご参加いただいたみなさん、ありがとうございました!
くらふとのみなさんも楽しいワークショップをありがとうございました!
補足:お土産は、くらふとオリジナルポストカード
参加賞(国際センターオリジナルマグネット・アフリカの布)でした。
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