【実施報告】【2014年6月28日(土)】JICAシニアボランティア帰国報告会(千葉県JICAシニアボランティアの会共催講座)


JICAシニア海外ボランティアとして開発途上国に派遣された千葉県出身の方々に現地での様子や活動について発表していただきました。

日時  : 2014年6月28日(土) 13:30~16:40
参加者  : 60名
主催  : 千葉県JICAシニアボランティアの会
共催  : 浦安市国際センター JICA東京国際センター
講演者

ドミニカ共和国 : 児玉 東洋 氏


ベリーズ :濱崎 丘 氏


ミャンマー :高木 利公 氏 コスタリカ :山崎 清 氏


今回のイベントは、千葉県JICAシニアボランティアの会との共催で行い、参加者は会場いっぱいの60名の参加者がありました。市民の方も多数参加していただき外国やボランティアへの関心の高さを伺えました。

 

 

 

来賓として千葉県総合企画部国際課副主査 海野 歩氏、浦安市地域ネットワーク課国際交流係長 金子 教子氏、公益社団法人 青年海外協力協会(JOCA)事業部主任 原 浩治氏にご出席いただきました。

 

 

 

最初の講演者である、ドミニカ共和国に派遣され任地にて工業廃水処理の指導を行った児玉東洋さんは、任地にて工場の経営者などを対象に環境問題を意識するよう工業廃水処理のハンドブックを作成しました。
任地で紹介した、ピカチュウの折り紙が好評で任地の人との交流にとても役に立ち活動がうまく進んだ。日本のように物がそろっていない中で、任地あるものを使って、アイディアを出しながら活動することがとても楽しかったと語ってくださいました。

ベリーズに派遣され任地にて廃棄物処理の指導を行った濱崎丘さんは、任地ではそれまですべてのごみを埋めていたが、日本国内で多く利用されている「福岡方式」による最終処分の導入し、試験場でのシステムや、技術移転を行った。
現地との人々の交流を深め、充実した2年間だったと語ってくださいました。

ミャンマーに派遣され任地にて情報通信の指導を行った高木莉公さんは、任地では講師陣への最新技術の講義を行い、異文化での生活は不思議の思うことが多かったが、ミャンマー人の厚い人情に囲まれて充実した活動ができたと語ってくださいました。

コスタリカに派遣され任地にて熱帯果実の研究を指導した山崎清さんは、任地にて遺伝資源の保存や果樹剪定について講習会を開催した。
コスタリカは政治が安定して、恵まれた環境で生活を送ることができたが、自炊しながらの生活は大変だったと語ってくださいました。

質疑応答では、生活や活動について様々な質問がありました。約三時間に及ぶ報告会でしたが、参加者の方々とても興味深く熱心に耳を傾けていらっしゃいました。

 

~参加者の声~

・すべてがユニークで世界は広いと感動いたしました。楽しかったです。

・初めて参加しましたが、様々な国の事が分かり良かったです。

・報告会のお話は現実的で身近で大変興味深く、次回も大変楽しみです。

・実際の隊員の様子が良くわかりました。

など他にも多数のご感想をいただききました。

 

~浦安市国際センターから~

・今回は千葉県JICAシニアボランティアの会と浦安市国際センターの共催として行いました。参加者は満席の60名となり、大盛況でした。
千葉県JICAシニアボランティアの会からも沢山の市民の方が参加くださり、活動にとても刺激になったと感想をいただき、国際センターも市民の方が国際交流に興味を持っていただく機会になり双方にメリットがある有意義な講演会となりました。
講演してくださった児玉東洋さん、濱崎丘さん、高木利公さん、山崎清さん、大変興味深いお話ありがとうございました。

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