【実施報告】【2015年12月20日】南米の楽器コンサート

【日  時】2015年12月20日(日)午後14時00分~16時00分

【場 所】浦安市国際センター (研修室1・研修室2)

【内 容】チャランゴ・ケーナ・サンポーニャの演奏、ボリビアの伝統楽器紹介

【演奏者】福田 大治 さん,渡辺 大輔 さん,田村 亮 さん

今年最後のイベントとなった今回は、南米・ボリビアの伝統楽器「チャランゴ」「ケーナ」「サンポーニャ」による演奏会を開催しました。3名の著名な演奏者をお呼びし、心に響く、素敵な演奏を披露して頂きました。

福田 大治 さん(チャランゴ奏者)

渡辺 大輔 さん(ケーナ奏者)

田村 亮 さん(サンポーニャ奏者)

今回のプログラムは、福田さんが長らくお住まいだったボリビアの紹介、そしてお持ちいただいた楽器3種類の紹介と2部構成の演奏をして頂きました。

最初にボリビアの紹介をしていただきました。ボリビアで生活されていたことがある福田さんからは、多くの美しい自然や街の写真を使ってユーモアたっぷりにお話して頂きました。




そしてお待ちかねの楽器コンサートの始まりです!まずは福田さんよりマウロ・ヌニェス作曲「牛追い」からスタートし、その後、福田さん作曲の「夜明けの小鳥たち」、ダニエル・ナバーロ作曲の「太陽と水」、更に皆さんにご存知の「コンドルは飛んでいく」等、一気に6曲披露して頂きました。

 

 

チャンゴのリズミカルな音、ケーナの澄みきった音、サンポーニャの重厚かつリズムの良い音が心地よい空間を作りました。曲や楽器自体はあまり知らなくても、どこかで聞いたことのある音色・曲調にすっと心が落ち着くようでした。

第1部と第2部の間には、南米でよく飲まれているお茶「マテ茶」、そして同じく南米でよく食べられている「パネトン(パントーネ)」を参加者の方々に試食して頂きました。


次に第2部では、チャランゴ・ケーナ・サンポーニャの楽器それぞれについて、演奏者の方々から音の出し方や音色の特徴について解説して頂きました。

ウクレレのような楽器「チャランゴ」。福田さんがお持ちのチャランゴは外側がアルマジロの皮でできているそうです。

日本の縦笛のような楽器「ケーナ」。音は学校で習うリコーダーの音に近いということです。

日本の伝統楽器「笙(しょう)」に似ている形をしている楽器「サンポーニャ」。2段構造になっており、ピアノの白鍵と 黒鍵のような構造になっているそうです。

そして第2部の演奏です!エルネルト・カブール作曲「石の巡礼~私のリャマ」から始まり、マルセロ・ペーニャ作曲「午後6時」、ケロ・パラシオス作曲「時のチャカレーラ」等、6曲演奏して頂きました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あっという間の2時間でしたが、参加して頂いた方々からはトークや演奏に対して多くの賞賛の声を頂きました。

【参加者の方々からのアンケートより】

・初めてみる楽器、そして初めて聞くその演奏、楽しいひとときでした。

・トークも演奏もすばらしかったです。

・にわかにボリビア通になった気がしました。訪れてみたくなりました。

・チャランゴ、ケーナ、サンポーニャの音色が良かったです。お茶とお菓子おいしかったです。

・浦安に居ながらボリビアの音楽を聞けて幸せな一時でした。チャランゴは小さいに拘わらず迫力がありpowerをもらえました。

 

今回はお子さんも参加してくれていましたが、その一人はケーナの音が好きになり、CDを買ってリコーダーで練習しているとのことでした。大人だけでなく、お子さんにも記憶に残る素敵なコンサートとなりました。

本年の当センターのイベントはこれで最後となりました。来年も皆様からのご要望を元に、このようなイベントを継続して実施したいと考えております。来年もどうぞよろしくお願い致します。

 

 3,456 total views,  2 views today