タンザニアで生まれたポップアート「ティンガティンガ」の世界観から伝わるタンザニアの文化や人々の暮らしを元青年海外協力隊でタンザニアに派遣され活動していた二人を迎えてお話を伺いました。

講座の前半部分はタンザニアの歴史や現状そしてティンガティンガの作風といったものを紹介していただきました。

実際に何点か作品を持ってきていただき、鮮やかな色使いに皆さんも関心したようです。

 

 

後半は、青年海外協力隊で村落開発普及員として活動していた今村さんの講演です。
関西出身の今村さんのお話はテンポよく、聞いている皆さんも心地よく耳を傾けていました。

今村さんは、タンザニア南西部の町ムベヤに配属され、学校にも満足にいけず、手に職がない貧しい女性のための収入向上活動を行ってきました。

手先の器用な彼女たちの強みを生かした雑貨作りを行い、近所の仕立て屋から分けてもらった端切れを、髪留めやヘアピンに生まれ変わらせるというものでした。

地元に住む7人のメンバーで“MAMA UBUNIFU”というグループを立ち上げ(“UBUNIFU”はスワヒリ語で“クリエイティブ”の意味)、お土産として販売、彼女たちの収入向上、自立支援の成果をあげました。


~アンケートの声~

・TVで見たティンガティンガの実物を見たいと思い参加しました。欧米にばかり目が向きがちですが、なじみのない国の文化習慣を知ることができ、よい勉強になりました。

・草の根の活動の重要性、若い人たちのがんばっている姿に感動しました。

~国際センターから~

インターネットの普及に伴い、様々な情報が簡単に入手できるようになりました。アフリカ地域も遠い所ではありません。現在アフリカ大陸には、54の国があり、800種類以上の言語が使われています。それぞれの地域の特性、歴史や政治、自然、文化に基づいた暮らしが営まれています。ご存知の通りまだまだ多くの課題を抱えている国、地域が存在していますが、良い方向へ導こうと多くの日本人が協力しています。もちろん現地で活動することだけが国際協力ではありません。フェアトレード商品を購入することもそのひとつです。今や日本は日本にあるモノだけでは生活することはできないので、世界の国々との相互依存のうえに成り立っていることを忘れてはいけないと思います。