【実施報告】 国際貢献としてのCSR(企業の社会的責任)~ゼンショーのフェアトレード~

 

2月23日午後4時~6時、大手牛丼チェーン“すき家”等を運営している株式会社ゼンショーホールディングス(以下、ゼンショーと略す)の方々総勢7名にお越し頂いて、CSRの一種、フェアトレード活動についてお話を伺いました。

最初に、山縣克哉氏による、”フェアトレードとは何か?”というお話。
フェアトレードとは、発展途上国において立場の弱い生産者が生産した商品(チョコレートやコーヒー豆など)を不当に安い価格で買い叩かれることを防ぐため、企業がそれらの品質に見合った価格で商品を取引することを言うそうです。
ゼンショーでは、ルワンダ、ケニア、タンザニアなどの各国において、コーヒーや紅茶などのフェアトレード活動に従事しているそうです。また、創業当時より「世界から飢餓と貧困を撲滅する」という理念に基づき、”フェアトレード”、”食の安全”、、”社会インフラ”と通じ、社会に貢献しているそうです。
その中でも、”社会インフラ”では、社会的奨励金(ソーシャルプレミアム)制度を採用し、これらの資金を学校建設、衛生指導員の育成等に充てることで零細生産者の根本的な生活・教育環境の改善に努めているという説明がありました。
併せて、山縣氏が担当しているタンザニアのコーヒーの説明もありました。

 

続いて、
”おいしいコーヒーの淹れ方”の講座。
こちらは、コーヒー鑑定士 池田俊幸氏に語っていただきました。さすが長年コーヒーに携わっているだけあり、とても説得力がありました。

コーヒーと共に、株式会社 ゼンショー モリバコーヒーで売られているお菓子(ビスコッティとチョコマフィンと紅茶マフィン)も、試食。こちらも、大好評でした。

 

試飲用のコーヒーは、”A”と”B”の2種類が用意され、どちらも全く同じコーヒー豆なのですが、淹れ方の違いによって、味が随分と変わるということを体感していただきました。
”A”と”B”のコーヒーがあまりにも違いすぎ!チョットしたコツをいかに実践するかでコーヒーの美味しさが変わってくることを学びました。

 

 

小腹が満たされた後は、ペルーでのコーヒーとココアのフェアトレードのお話。
講演していただいた菊谷 通氏は、4年前に、青年海外協力隊(JICAボランティア)でパラグアイへ派遣されていたそうです。現在の仕事でも、派遣中に培ったスペイン語が役に立っているようです。

 

 

最後に、2月の国際センターの展示の様子をご覧下さい。
ゼンショーからお借りしたパネルを展示して、フェアトレードを紹介したDVDを上映しました。
2月上旬から展示してたのですが、講座後に見直すと、より理解が深まったのではないでしょうか。

 

 

参加者からの感想:

  • おいしいコーヒーが飲めて、しかも、お菓子付き。普段の生活では聞けない話がきけて面白かったです。
  • フェアトレードの知識も付いたのと、コーヒーのこともよくわかりました。とてもお話が聞きやすくて、あっという間でした。
  • コーヒーの知識・淹れ方、知識/原産地への支援活動が素晴らしい。
  • いわゆる営利目的の活動ではない事業をしている企業を初めて知って、とても良かった。
  • 正しいコーヒーの淹れ方で明確に違いが出ることが判った。
  • 珈琲の正しい淹れ方について理解できました。
  • 現地での活動・生活はとても興味深かったです。
  • ゼンショーの会社の内容が良く分かりました。利益だけでなく貧困の国の為に貢献している事を知り感動しました。

 

浦安市国際センターからの報告:

今回は、CSRということで、当センターより、株式会社ゼンショーホールディングスへ講座依頼させていただいたのですが、担当の方は、海外出張が多くて忙しいにも関わらず、喜んで引き受けくださいました。この場をお借りして感謝申し上げます。
また、イベント当日は、フェアトレードについての話だけでなく、実際に、おいしいコーヒーの淹れ方の講座まで実施していただき、参加者の方もセンタースタッフも、とても楽しませていただきました。
イベントに、ご参加下さった皆様、ありがとうございました。