【実施報告】「南米のハート・パラグアイの紹介とアルパコンサート」

開催日 : 11月29日 土曜日
時   間 : 午後2時~4時
場   所 : 浦安市国際センター
参加費 : 500円
参加者 : 55名
内   容 : パラグアイ伝統の楽器であるアルパ(ハープ)による演奏と、講師の方からパラグアイの生活や文化などのお話をお聞きしました。

今回のイベントには、アルパ奏者に菅原富美さん率いるグルーポ・ピリリータの皆様、講師に岩谷みえエレナさんをお迎えし、アルパコンサートやパラグアイについての講演をしていただきました。

 

当日はあいにくの雨でしたが、足元の悪い中、多くの方々が参加してくださいました。
当日飛び込みの参加もあり定員を超えた参加者がありました。

コンサートは、4名の演奏者の方々の美しい演奏から始まりました。
パラグアイの伝統の民芸品、ニャンドゥティで作られた衣装もとても素敵でした。

アルパのダイナミック且つ繊細な音色が室内に響き渡りました。

 

次のプログラムでは、岩谷みえエレナさんにパラグアイのお話を伺いました。

日系2世で南米パラグアイに生まれ育った岩谷さんは、パラグアイの文化、日本の文化どちらの文化も知っていることに誇りを持っておられ、「日本とパラグアイの架け橋になっていたい」とおっしゃっていました。毎年10月頃に都内でパラグアイ・フェスティバルも行われているそうなので、ご興味のある方はぜひ足を運ばれてみてはいかがでしょうか。

パネルいっぱいに貼られたニャンドゥティ。近くで見ると繊細さに驚きます。

ニャンドゥティについてのお話もうかがいました。ニャンドゥティは蜘蛛の巣という意味で、張られた糸の上に更にクモが一匹一匹巣を作っていく様子から文化が生まれたのだそうです。モチーフには様々なものがあり、ダニややぎの尻尾、妊婦さんのお腹など、ユニークなものからデザインのアイディアが生まれるのだとか。


ニャンドゥティの作り方を映像で説明する岩谷さん。

ニャンドゥティは木枠に布を張り、一つ一つの模様を作っていきます。(すべて手作業で行われるため一つのモチーフにかかるのは約8時間!)時間がかかる一方で値段が安いため、現在では技師がどんどん減っているそうです。

参加者に配られたパラグアイのお菓子のエンパナーダ(上)とアルファホール(下)

休憩時間にはマテ茶とパラグアイのお菓子を楽しみました。マテ茶とは南米に自生している「イェルバ・マテ」のお茶で栄養価が高く、最近は日本でもペットボトル飲料が出るなど注目されているます。パラグアイ人は普段から自分のマテ茶用のマイカップを持つほどマテ茶好きが多いです。

エンパナーダは餃子のように中に香辛料で味付けした肉と野菜をパン生地で包んだお菓子で、アルファホールはマカロンを大きくしたような形で、ふわふわのクッキーの間にキャラメルを挟んでいます。南米ではとてもポピュラーなお菓子です。

続いて、岩谷さんにパラグアイ伝統のボトルダンスを披露して頂きました。

アルパの音色に合わせて、衣装をゆらし踊るダンスはとても優雅でした。(熟練者は16本ものボトルを頭に乗せて踊るそうです!)

国際センターのスタッフも踊りに駆り出され、会場から笑いと大きな拍手がありました。

最後に再びアルパの演奏をして頂き、大きな拍手に包まれながらイベントは幕を閉じました。

演奏の終わった後は、参加者がアルパを触ってみたり、演奏者や岩谷さんにパラグアイについて質問をしていました。

実際にアルパに触れている参加者。
今日の講演会を聞いて、アルパを習いたいという声も多数聞けました。

最後にゲストの皆様とスタッフで記念撮影。

~参加者の方より感想~

・アルパ演奏の美しい音色に心癒されました。
・パラグアイの文化は日本ほど裕福でないと思いますが、香り豊かな独特の伝統文化であることがわかりました。
・ニャンドゥティはとても繊細なものでしたが、手作りの工程を伺い、こんなにも手の込んだものかと、驚きました。

~浦安市国際センターより~

アルパの美しい演奏は、スタッフ一同も参加者の方々と共に聞き惚れていました。岩谷さんによるパラグアイの生活や文化についての講演も、皆様大変興味深く聞かれていたようです。
国際センターでは今後も、日本にいてはなかなか触れることの出来ないような、他国の生活や文化に密着したイベントを開催していきたいと思います。

参加者の皆様どうもありがとうございました。